関東における花粉症原因植物
関東の花粉飛散時期カレンダー
このカレンダーは関東地方における一般的な飛散情報をご紹介しています。
飛散時期や飛散量は植物の自生状況やその年の気温などにより異なります。
また、植物により患者の発症例は異なります。

花粉飛散の特徴
関東の花粉飛散はスギ・ヒノキ花粉の飛散時期と同時期にカバノキ科のハンノキが飛散します。それらの花粉の飛散の終了時期から、木本植物では、クヌギ、ケヤキ、カシなどが、4月〜6月に花粉を飛散させます。草本植物では、イネ科の花粉が4月頃〜10月中旬に飛散し、8月中旬よりキク科のブタクサ属、ヨモギ属がまたクワ科のカナムグラが11月まで飛散します。イネ科の花粉(カモガヤ、スズメノテッポウなど)は5月〜6月に特に多く飛散し、キク科のブタクサ属・ヨモギ属は9月〜10月に多く飛散します。

原因植物の対策

ハンノキ
スギ・ヒノキ花粉と同時期に飛散するために、一般的な対策はスギ花粉症と同様に行えばよいと思います。口腔アレルギー症候群に注意が必要です。
 
イネ科
スギ・ヒノキ花粉飛散の終了時期から引き続きイネ科の花粉が飛散します。特に密集している場所は、河原などが多くこの時期のアウトドアには注意が必要です。
 
キク科
ブタクサ属、ヨモギ属の花粉は道端や、河原など雑草が育成している場所にはよく見られる秋の代表的な花粉症の原因花粉です。


花粉症のここ10年の変化
過去10年間の花粉抗原別の患者の動向を検討した結果、スギ・ヒノキ花粉症以外の花粉症は、花粉抗原単独で花粉症にはならず、ほとんどが重複抗原をもつ花粉症であるために、スギ・ヒノキ花粉飛散終了後も症状が引き続き認められ、治療の必要があります。
 
■ドクタープロフィール■
 
石井豊太氏   国立相模原病院 耳鼻咽喉科医長
石井 豊太

昭和50年4月北里大学医学部医学科入学。昭和56年3月北里大学医学部医学科卒業。昭和56年6月北里大学耳鼻咽喉科研修医。昭和58年4月北里大学耳鼻咽喉科病棟医。昭和61年4月北里大学耳鼻咽喉科助手。昭和61年8月ウィスコンシン大学留学。昭和63年10月北里大学耳鼻咽喉科講師。平成元年4月国立相模原病院耳鼻咽喉科医長。日本耳鼻咽喉科学会、日本アレルギー学会、日本気管食道科学会、他に所属。


 


この情報はあなたのお役に立ちましたか?