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NEWS 2017
肺動脈性肺高血圧症の患者さん向けスマートフォンアプリ 「PAHケアノート」提供開始のお知らせ
日本新薬は、疾患啓発活動※1の一環として新たに、肺動脈性肺高血圧症(以下、PAH※2)の患者さん向け無料アプリ「PAHケアノート」(https://pah-carenote.welby.jp/)の提供を開始しましたので、お知らせします。
「PAHケアノート」は、株式会社ウェルビー(本社:東京都千代田区、代表取締役:比木武 以下、ウェルビー)が開発したスマートフォンアプリで、ウェルビーが運営し、当社が提供します。アプリでは、PAHの患者さんが、日々の症状や治療薬の服薬状況を記録し、データ化することで、グラフやレポートによって振り返ることができます。また、診察時には、治療医とのコミュニケーションツールとしても役立てることができます。
当社は、このようなパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)アプリを提供することにより、PAHの患者さんの服薬アドヒアランス向上や問診の効率化、患者さんと医師との信頼関係構築および安心感向上などに役立つことを期待しています。
なお、「PAHケアノート」の概要やダウンロード方法については、以下をご覧ください。
※1 当社では、疾患啓発活動の一環として、PAHのほかアルコール依存症、生理痛、ED、アレルギー性鼻炎に関するWEBサイトを開設しています。
※2 PAHは、心臓から肺へ向かう血管である肺動脈の異常により肺動脈圧が高くなる病気です。肺動脈圧が高くなると、肺への血液循環が悪くなり、右心不全症状を来すなど、PAHはQOLを損なう予後不良の疾患です。
■「PAHケアノート」概要
<PAH患者さんの治療上の悩み>
指定難病の一つであるPAHの患者さんが治療に取り組むにあたって、たとえば以下のような悩みをかかえてらっしゃると考えられます。
✓ 専門医が限られることもあって、診察のインターバルが長い(2~3ヵ月に1度のケースも多い)。
✓ PAHに伴う多様な症状(息切れ、だるさ、痛み、むくみ、めまいなど)が、いつ、どんなときに出たのか記憶しておくことが難しく、さらに、こうした日常の症状を的確に医師に伝えることが難しい。
✓ 処方された薬剤を指示されたとおりに使用することが難しい。
「PAHケアノート」では、こうした患者さんの悩みをサポートするために、以下の機能・コンテンツを用意しています。
◆毎日の症状や服薬状況を簡単に記録できます。
・PAHに関連する症状や服薬状況について、スマートフォンの画面をタップするだけで簡単に記録することができます。
・症状の詳細を記録したい場合は、特記事項も入力できます。
・アラート機能を活用することで、服薬するタイミングをお知らせします。
◆入力した記録は、グラフやレポートで振り返りができます。
・「振り返り機能」により、自動で症状の推移がグラフ化され、週もしくは月ごとに確認できます。
・服薬状況の記録で、日ごとの飲み忘れが確認できます。
・レポート配信機能を活用することで、ご自宅のパソコンで、グラフやレポートをプリントアウトすることが可能です。
◆先生と患者さんのコミュニケーションツールとしてご活用いただけます。
・日々の症状や服薬の状況をレポートにして、先生と患者さんで共有できます。
◆次回通院日の登録や先生のアドバイスを記録できます。
・次回通院日を入力して登録することが可能です。
・診察内容が記録でき、先生からのアドバイスを忘れないようにメモとして残すことができます。
■PAHケアノートのダウンロード方法
以上