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2007年05月21日

核酸合成新技術を国際核酸・蛋白見本市「 TIDES 2007 」に出展

 日本新薬は、核酸事業を展開するにあたり、5月20日から23日まで米国ラスベガス市で開催されている「 TIDES(タイド)2007 (注1) 」に出展しましたのでお知らせいたします。

 出展内容は、日本新薬が技術開発した画期的なRNA合成技術 (注2) で、従来の方法より高純度かつ高品質RNA製造が可能となること、さらに、従来は困難とされていた長い核酸塩基鎖のRNA合成の成功についての発表であり、RNA製造技術への新しい方法論を提案します。本技術により、世界のRNA 医薬開発や基礎研究への応用が大きく進展することが期待されます。

 「TIDES2007」は、核酸原料のオリゴヌクレオチドと医薬ペプチドに特化した創薬、臨床、製造に関する最新情報が集積する国際イベントです。参加国は、米国を中心に欧州、アジア諸国などで、製薬企業、バイオテクノロジー企業、バイオ製薬企業、大学・政府関係団体などから多数参加し、企業や研究機関の間で情報交換や商談が予定されています。ブースへの出展企業は約70社であり、日本からも数社が出展しています。

 日本新薬が初出展した昨年12月のEuro TIDES(独、ハンブルグ市)では、技術の紹介による認知度向上が主な目的でしたが、反響があったことから、今回の出展では、世界最長の110個の塩基が連なったRNA合成技術を発表・展示するとともに、海外市場の開拓も目的としています。同時に、RNA核酸の医薬応用に必要なDDS技術 (注3) として有望な、自社開発品のカチオニックリポソームについても、ワ−クショップで紹介します。

(注1)  「 TIDES (タイド) 2007 」
年に1度、米国で開催されるイベントであり、「 TIDES 」の由来はヌクレオタイド とペプタイド で、ふたつのタイドを意味します。日本語で表現すると「核酸とペプチド展」と言えます。この分野の専門家の間では有名な世界最大のイベントで、ビジネス色が強いことが特徴です。

(注2)  RNA 合成技術
RNA 合成の原料として使われる1つのブロックであるアミダイトについて、自社開発の CEM アミダイト(特許出願中)を用いて種々のRNAを合成するものです。

(注3)  RNA の DDS
RNAは、そのまま血液に入れると体内にある分解酵素によって直ちに分解されます。目的の細胞まで運ぶための担体(キャリアー)が必要です。このシステムを DDS ( Drug Delivery System) と呼び、日本新薬は RNA の担体としてカチオニックリポソームを自社開発しています。