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当社のニュースリリースには医療用医薬品や開発品に関する情報が含まれている場合がありますが、これらは当該品のプロモーション、広告、医療上のアドバイスを目的としたものではありません。

2008年04月21日

新規肺高血圧症治療剤のアクテリオン社とのライセンス契約締結について

日本新薬は、アクテリオン社(本社:スイスAllschwil、最高経営責任者Jean-Paul Clozel, M.D.)との間で、先に締結した経口投与が可能な新規の肺動脈性肺高血圧症(PAH)注1)治療剤(開発記号:NS-304)に関するレター・オブ・インテント(基本契約)に基づき交渉を進めた結果、このたびライセンス契約を締結しました。

当社は、本契約締結によって、アクテリオン社より契約一時金のほか、今後の開発段階に応じたマイルストーン、および上市後の売上高達成度に応じたマイルストーンを受け取ることになります。また、別途売上高に応じたロイヤリティーも受け取る予定です。
そのほか、本契約によって当社は、アクテリオン社が現在世界で開発中の1品目につき、日本における共同開発を検討する権利も併せて取得しました。

アクテリオン社は、今回のライセンス契約締結により、日本を除く全世界で、NS-304のPAH以外の疾患も視野に入れた開発を進め、早期の上市を目指すことになります。また、当社が欧州で実施している前期フェーズⅡ試験についてもアクテリオン社が継承しますが、日本においては、当社とアクテリオン社が共同で開発し、販売することになります。

NS-304は、当社で創製した、経口投与後血中濃度が長時間持続するプロスタグランジンI 2(PGI 2)受容体アゴニスト注2)であり、有用性の高い新規のPAH治療剤となることが期待されます。当社は、英国においてフェーズⅠ試験におけるNS-304の評価を完了しており、昨年末より欧州でPAHを対象とした前期フェーズⅡ試験を開始しています。

<参照>
注1) 「肺動脈性肺高血圧症(PAH)」は、心肺間の動脈における血圧が異常な上昇を来たした、慢性的な疾患で、原因が不明の原発性と特定の疾患(膠原病や先天性心疾患等)に伴う二次性肺高血圧症に分類されます。

注2) 「PGI 2受容体アゴニスト」は、血管内のPGI 2受容体を刺激し、血管拡張作用をもたらします。