肌の不思議

若肌のキメ手はお日様とのおつきあい

どこが違うの?肌の色艶

イラスト

「色艶のよい肌」は年齢を問わず女性の憧れです。かつて、見た目も健康的なコンガリ小麦色の肌が人気を博したこともありましたが、若々しい肌を保ちたいならトーストみたいに焼かない方がよいというのはいまや常識。ところが、肌は生まれつきの色、もって生まれたタイプというのがあります。色白、色黒、もち肌、乾燥肌、油肌、普通肌、敏感肌などがそれ。なかでも肌色の違いは、皮膚組織に含まれるメラニン色素とカロチンの量、そして皮膚組織をめぐる血液の量や色によって左右されます。つまり、肌色の個人差は、先天的にはメラニン色素や血色素(ヘモグロビン)の組み合わせの違い。そのほか、栄養状態や内臓疾患の有無なども大きく影響します。これとは別に肌の色艶に決定的に差が出るのが日頃のケア。肌の生活年齢を若返らせる努力です。

肌の老化はなぜ進む?

肌は、表皮・真皮・皮下組織の3つの層からできています。一番外側の表皮こそ、女性が最も熱いまなざしを注ぐところ。角質、顆粒、有棘(きょく)、基底という4つの細胞層があり、最下位の基底層の細胞が成熟し、分化しながら2週間かけて一番上の角質層まで到達します。細胞はここで2週間停泊したあとアカとなってはがれ、みずみずしい肌を守る新陳代謝が行われているというしくみ。ターンオーバーと呼ばれる約28日間のこのサイクルは加齢とともに不規則となり、角質をはがれにくくします。そこで、肌が厚く、くすんでくるというわけ。さらに、冷暖房で肌を乾燥させたり紫外線や空気の汚れ、生活リズムなどのさまざまな要因が重なり、肌の老化を進めます。

なぜ怖い?紫外線

肌の生活年齢は50歳くらいになると10年ほどの開きが出るとか。この差はひとえにハリとシミへのケアにかかっているといっても過言ではありません。ハリを保つのは肌の大部分を占める表皮のすぐ下の真皮。膠原線維、弾力線維、その間を埋めるゼリー状の基質という物質からなり、ここから線維へ栄養を補給します。この真皮の健康こそハリの源。紫外線、とくに波長の長いUVAが怖いのはこの真皮の組織を破壊し、基質を変化させるからです。弾力をなくした肌は乾燥し、シワもできます。また肌に紫外線があたると、表皮の最下位にあるメラノサイトという細胞が活発に働き、紫外線が真皮に入るのを防ぐためにメラニン色素をつくりますが、肌のターンオーバーが衰える年代(25歳以降)ではこれが角質層まで行かずに肌に沈着し、シミとなります。

生涯の一張羅

肌の色艶について興味深い江戸時代の記事があります。「(肌の色が悪いのは)気血皮膚(はだえ)をめぐることあしくして悪血滞(とどこお)るが故に、顔に悪しき色を顕(あらわ)す」と能書きし、血液の循環や内臓からの元気こそ肌の妙薬と述べ、つけたらすぐに若返るなどという薬はないと説いています。この事実は残念ながら180年たった現代も変わりません。「肌がみるみる若返る」といった情報に惑わされず、老化を速める紫外線からの保護と清潔、自分の肌のタイプにあった基礎化粧品でのこまめな保湿が効果的です。そして体のなかからの若返りをめざしてバランスの良い食事と十分な睡眠を。肌は生涯一枚きりの、まさに一張羅。お手入れしながら長持ちさせてください。

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