胃腸の栄養

「おあずけ」で守る胃腸の粘膜

胃痛には絶食療法を

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胃痛といえばストレスでは?と疑うほど胃と心は直結しています。しかし胃痛はストレスばかりではなく、暴飲暴食での胃炎や、食品のアレルギー反応の場合でもおこります。また、細菌やウイルスの感染でおこる胃痛もあり、こちらの方は糖尿病や肝硬変のような慢性疾患で胃の粘膜が弱くなっている場合。どちらにしても、食欲不振、胸やけなど軽い症状から始まり、吐き気や嘔吐、激しい胃痛、腹痛、下痢など症状が次第に悪化し、潰瘍になってしまうことも。空腹時に痛めば十二指腸潰瘍が心配ですし、食べて痛むようなら胃液瘍が疑われます。いずれにしてもこんな場合には「絶食」が何よりのごちそう。「胃に食べ物を入れない」というのが一番の栄養となります。

秀吉の割り粥に学ぶ

つまり、絶食によって胃粘膜を保護するわけです。一日~二日の絶食後、徐々に粥や半熟卵などの消化のよいものから胃を慣らしていくのです。目下人気の秀吉も晩年には「胃腸の養生のために割り粥を食べた」のだとか。割り粥とは割り砕いた米で作った粥のことで、ふつうの粥以上に消化がよかったに違いありません。そして、この間も水や番茶などでの水分補給はお忘れなく。食欲が出てきたら少しずついろんなものを食べればよいのですが、消化の悪い食べ物はまだタブー。調理法も「煮る」「蒸す」「茹でる」を心がけ、炒め物や揚げ物は避けてください。もちろんアルコールやタバコ、コーヒーや炭酸飲料は厳禁ですし、ニンニクのように刺激の強いもの、ゴボウのように硬いもの、消化液の分泌を促す梅干しなどの酸っぱいもの、香辛料や漬物もおあずけです。

やさしい食べ物をゆっくり

消化がよく、刺激の少ない食品とは「柔らかい」「辛すぎたり、甘すぎたりしない」「繊維質が少ない」「胃や腸内での滞留時間が短い」などが目安となります。要は、腹持ちのよいものはさけるのがポイント。ただし、粘膜の抵抗性を高めるたんぱく質やビタミン、ミネラルは十分に補給する必要がありますから調理法などで工夫をしながら「高エネルギー食」をとる心がけを。たとえば、ゆで卵なら半熟、肉ならミンチにして蒸し料理にするなどです。また、熱過ぎたり冷た過ぎたりしないように。そして、食事は規則正しく、ゆっくり、よく噛んで楽しく。これは胃液の分泌を一定にしたり消化を助ける意味だけでなく、心と直結する胃腸への何よりの栄養となるはずです。そこで、胃腸の粘膜再生に力を発揮するビタミンUが豊富な「キャベツジュース」をどうぞ。

キャベツジュース
ジューサーまたはミキサーでキャベツの葉2~3枚をジュースにし、ハチミツを加えて毎日お飲みください。

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