『今月の花』
2月の花
セイロンマツリ
Plumbago zeylanica L.(Plumbaginaceae/イソマツ科)※画像の部分をクリックすると大きな画像がご覧いただけます。
セイロンマツリは高さ 1m ほどの低木です。先端の茎はつる状になり周りの木や草にもたれかかっています。インドから東南アジアが原産とされており、世界中の熱帯に広く分布しています。セイロンマツリは漢字で書くと「錫蘭茉莉」で、スリランカのマツリカという意味です。ジャスミンティーでよく知られるマツリカ (Jasminum sambac) は、モクセイ科なのでセイロンマツリとは関係がありません。白い花やつる状の低木になるところが似ていることからこのように命名されたのでしょう。セイロンマツリが含まれるイソマツ科はあまりなじみのない科ですが、この中では花屋で切り花やドライフラワーとして売られているスターチス ( 一般的な和名はハナハマサジ、 Limonium sinuatum) やニワハナビ (L. latifolium) が比較的知られています。
セイロンマツリの花は茎の先端部につき、基部から順に開花します。花の基部は萼に包まれており、開花後も残ってイガイガとなります。このイガイガは、触ってみるとオナモミのようなかぎ爪ではなく粘液を出してくっつくことが分かります。このネバネバも種子散布に一役買っているのかもしれません。
セイロンマツリは中国では白花丹 ( はくかたん ) と呼ばれて全草を、解毒、鎮痛、腫れ物の治療に用います。
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