『今月の花』
3月の花
イボツヅラフジ
Tinospora crispa (L.) Miers ex Hook. f. et Thoms.(Menispermaceae/ツヅラフジ科)※画像の部分をクリックすると大きな画像がご覧いただけます。
イボツヅラフジはインド東部から東南アジアに分布するつる性の大型草本です。茎は多肉質で和名の由来になったように多数のイボを生じ、周囲に巻き付きながら数mも伸びます。茎の途中には気根を生じます。葉は心形で、不定期に落葉します。
イボツヅラフジの花序は落葉した後の葉腋に付きます。花は一つの花序に十数個つき、直径は5mmほどの緑色で6枚の花被片をもちます。当資料館で栽培しているものは雄株で、6つの雄しべしかありません。雌株は非常に珍しく、これは雄株だけが薬用のために栄養繁殖されて広まったためではないかともいわれています。
イボツヅラフジの茎は熱病に効果があるとされ、生息地では特にマラリヤ、結核の治療に用いられます。その他にも腹痛、止瀉、解毒、強壮など様々な薬効があるとのことです。
(おしらせ)
バラアサガオの果実ができました。2009年12月の花をご覧ください。
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