『植物こぼれ話』
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ムユウジュ
Saraca asoca (Roxb.) De Wilde(Caesalpiniaceae/ジャケツイバラ科)※画像の部分をクリックすると大きな画像がご覧いただけます。
仏教三大聖樹
当館では仏教三大聖樹といわれる、ムユウジュ、インドボダイジュ( Ficus religiosa L.)、サラソウジュ(サラノキ、 Shorea robusta Gaertn. f.) を戸外で地植えしています。熱帯性植物であるこれら3種が、霜の降りる京都山科で越冬できるかどうか挑戦してみました。勝負は半々というところです。なぜかというと、冬になると見事に地上部が枯れてしまうのです。夏前になると新梢が出てくるので生存しているのは確かです。来館して下さる見学者の方に、大きく育った仏教三大聖樹を戸外で見ていただくという夢は叶いそうにありません。
(地球温暖化でいつか冬枯れしなくなるかもしれませんが)
これら3種のなかで一番寒さに強いのがサラソウジュで冬に防寒フレームを施してやると若干、葉が越冬します。一番弱いのがムユウジュです。ムユウジュは多くの植物図鑑でマメ科になっていますが、当館ではクロンキスト(Arthur Cronquist)の分類を採用していますのでジャケツイバラ科に所属させています。
ムユウジュ(無憂樹)=この木の下で釈迦が生まれたとされる
インドボダイジュ(印度菩提樹)=この木の下で釈迦が悟りを開いたとされる
サラソウジュ(沙羅双樹)=この木の下で釈迦が亡くなったとされる
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