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医薬品の有効性や安全性・患者さんのQOLはくすりの投与経路や剤形に大きく左右されるということを知ってから、将来は薬を創る仕事に就きたいと考えるようになりました。そのため製薬企業の研究職に絞って就職活動を行い、日本新薬に出会いました。日本新薬は患者さんの少ない希少疾病領域の医薬品開発にも積極的に取り組んでおり、患者さんを最
優先に考えるという社風や未知の領域にチャレンジできる環境に魅力を感じました。
また人材育成策や福利厚生も手厚く、社員を大切にしてくれそうな印象を持ったためこの会社を選びました。
学生時代から運動をしていたこともあり体力には自信のあった私ですが、慣れない環境のせいか配属後すぐに体調を崩し会社を休んでしまいました。回復後、シスター(新人の教育担当)をしてくださった先輩に「焦らなくていいから、ゆっくり会社生活に慣れていこうね」と励ましの言葉をかけていただき、精神的に支えられたことを覚えています。
また配属されてから約3カ月間は部門内でローテーション研修を受けました。製剤部門ではいくつかのグループに分かれて品目を担当していますが、品目ごとに剤形や開発ステージが異なるため各グループで仕事内容も異なっています。これらの仕事を全て把握することはとても大変ですが、研修期間中は周囲の先輩方にいちから丁寧に教えていただき、少しずつ理解するようになりました。
製剤部門の仕事は、有効成分の薬効を最大限に発揮して、安全性と品質を確保しながら、錠剤やカプセルといった製剤にすることです。新しい候補化合物が合成されると、それを錠剤等の薬にするために製造法の検討と処方設計を行います。候補処方が決まれば、その安定性の評価、治験薬の提供、当局への承認申請データの所得、実生産のための生産工場への技術移管という一連の開発プロセスを他部門と協働して行います。そのなかで現在私が行っている仕事は、錠剤やカプセル剤として既に上市されている医薬品の剤形追加として口腔内崩壊錠を設計することです。錠剤中に添加する添加物の種類や組み合わせは無数にあり、処方検討には時間がかかります。また製造した錠剤が数分経過しても崩壊しないというケースもしばしば。しかし検討を重ね、候補となり得る処方を発見した時の喜びはひときわ大きく、とてもやりがいのある仕事だと思います。入社当初から処方検討を行ってきた品目が今、ようやく臨床試験実施まで到達しました。担当している品目がさまざまなハードルを超えて販売に近づいていくと、とても嬉しいです。
目標は自分が処方設計から携わった医薬品をいち早く市場に出し、その薬を必要とする患者さんのもとに届けることです。そのためにも、まずはさまざまな業務を経験しタイトな開発スケジュールにも対応していけるよう技術や知識を身につけていきたいです。










