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レグテクト錠®333mg

医療関係者の皆様へ

NEW SUPPORTE 私たちがアルコール依存症患者さんを支えます。 レグテクト®錠333mg

患者に、指示通り服薬することの重要性を理解してもらう

断酒補助剤『レグテクト錠』は、断酒の意思がある患者が、心理社会的治療を受けながら医師の指示通りきちんと服薬することで断酒維持を補助する効果があります。 したがって、服薬することの重要性を伝えたうえで
・1日3回の服薬を忘れないこと。
・自己判断で服薬を中止せず、医師の指示に従うこと。
を指導することが大切です。   レグテクト錠をきちんと服薬してもらうためには、「薬の名前と働きの説明」、「薬の正しい飲み方」、「出現する可能性のある副作用とその対処法」をしっかり説明するとともに、副作用歴、アレルギー歴、妊娠の可能性の有無、他の薬の使用状況の有無などをチェックして適正使用を推進することが重要です。また患者には、レグテクト錠を服用するだけで断酒が維持できるわけではなく、患者本人の断酒する意志が大切であり、服薬中も専門医療機関へ定期的に通院することが重要であることを説明してください。

『レグテクト錠』を正しくお使いいただくための指導ポイント

レグテクト錠は、飲酒欲求につながる神経の過剰興奮を抑制する薬剤です。以下に、レグテクトを正しくお使いいただくための指導ポイントを、項目別にまとめました。  

薬剤の働きのご説明のために(作用機序)
アルコール依存では、中枢神経系の主要な興奮性神経であるグルタミン酸作動性神経の活動が亢進し、興奮性神経伝達と抑制性神経伝達の間に不均衡が生じると考えられています。レグテクトの作用機序は明確ではありませんが、アルコール依存で亢進したグルタミン酸作動性神経活動を抑制することで神経伝達の均衡を回復し、飲酒欲求を抑制すると推察されています。 一方、抗酒薬(ジスルフィラム、シアナミド)は、アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH)を阻害することにより、飲酒時の血中アセトアルデヒド濃度上昇による不快感を連想させることによって断酒を期待する薬剤です。そのため、抗酒薬は飲酒欲求そのものを標的としておらず、本剤と抗酒薬は異なる作用機序の薬剤です。

レグテクト錠の投与対象患者
投与対象は、以下の4項目すべてに該当する患者です。

表1

国際疾病分類の診断基準
過去1年間のある期間、次の項目のうち3つ以上がともに存在した場合
飲酒したいという強烈な欲求、強迫感(渇望) 節酒の不能(抑制喪失)
離脱症状 耐性の増大
飲酒や、その回復に1日の大部分の時間を消費し、飲酒以外の娯楽を無視(飲酒中心の生活) 精神的、身体的問題が悪化しているにもかかわらず、断酒しない(負の強化への抵抗)

上記のなかでも、特に心理社会的治療を受けている者が適応となることは、重要なポイントです。
アルコール依存症の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、心理社会的治療を実施している専門医療機関において使用してください。

禁忌・慎重投与の確認

効能・効果および用法・用量と具体的指導について

具体的指導内容

②本剤は、腸溶性フィルムコーティング錠です。かんだり、割ったり、砕いたりせずにそのまま服用するようご指導ください。

副作用および重要な基本的注意と具体的指導について

具体的指導内容

他剤との併用について

他剤との相互作用に関する報告はありません。
また、アルコールとの相互作用についても、アルコールにより影響を受けないことが示唆されました。

併用薬等 レグテクト錠の薬物動態 併用薬等の薬物動態
アルコール5,6)

影響なし

・レグテクト錠:
1日1回服用(1332mg/day)

・アルコール:
レグテクト錠服用前および服用後30毎に16回(0.09g/kg除脂肪体重)

影響なし

・レグテクト錠:
1日3回(1998mg/day)

・アルコール:
レグテクト錠2日間服用、3日目にレグテクト錠1回服用(666mg)後2時間に1回摂取(32g)

ジスルフィラム7)

影響なし

・レグテクト錠:
1日3回(1998mg/day)14日間服用

・ジスルフィラム:
レグテクト錠7日間服用後1日1回(500mg/day)7日間服用

検討していない

ジアゼバム8)

影響なし

・レグテクト錠:
ジアゼバム7日間服用後、1日3回(1998mg/day)7日間服用

・ジアゼバム:
1日2回(10mg/day)14日間服用

検討していない

イミプラミン9)

検討していない

影響なし

・レグテクト錠:
1日3回(1998mg/day)10日間服用

・イミプラミン:
レグテクト錠服用7日目に1回服用(50mg)

患者への接し方

アルコール依存症治療を受けている患者は、断酒してお酒中心の生活から健康的な家庭生活や社会生活を取り戻すことが目標です。治療中に飲酒するという再発のリスクが高い疾患ですので、「褒める」、「共感する」、「励ます」など、患者が前向きな気持ちになれるアドバイスを心掛けることが大切です。

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