有効性も、安全性も併せ持つ、新しい化合物をデザインする。
Worksあなたの仕事ってどんな仕事?
くすりの種となる化合物を探し出し、くすりとして臨床試験で初めてヒトに投与するまでには、培養細胞や実験動物を用いた有効性や安全性の確認、品質の確保、工業生産化など、数々のハードルを乗り越えなければなりません。
化合物を合成し、細胞や動物での評価からヒトでの有効性を予測する「探索研究部」。化合物の安全性や体内動態(投与後どのように吸収、排泄されるのか)を評価する「安全性・動態研究部」。くすりの大量合成方法や品質の確認方法、適切な剤形でのくすりの製造方法などを確立する「CMC技術研究部」。日本新薬の本社地区研究所ではこれら3つの部門が連携して、ハードルをひとつずつ乗り越えようとしています。
起案
創薬標的や医療ニーズを調査し、治療のコンセプトを設定し、新たな開発テーマを提案することから創薬が始まります。日本新薬では研究員からのボトムアップ型の提案により起案に結び付けています。
構築
治療コンセプトに合致する化合物を選定するために、化合物が持つ有効性などを評価する試験系を構築します。
スクリーニング
新規化合物を合成し、有効性、安全性などを評価して、それらの情報をもとにまた新たな化合物を合成し、評価します。これを繰り返して優れた化合物を創り出し、最終的にくすりの種となる候補品を選定します。
関するデータの取得
疾患モデル動物などを用いた有効性の評価や、ガイドラインに定められた安全性試験などを実施することで、ヒトに投与しても有効かつ安全であることを着実に推定していきます。また溶解性や安定性などのデータも取得します。
検討
候補化合物を安全かつ大量に合成できる方法やその品質の確認方法、錠剤などのくすりの形にする方法などを確立し、生産部門に橋渡しをします。
Sense of Purposeこの仕事のやりがい
医薬品研究職の最大のやりがいは、病気と闘うための「新たな選択肢」を世に送り出す、その出発点を担えることです。
新薬誕生の確率は数万分の一という厳しい世界ですが、困難な課題に対してチームで前向きに挑戦し続けるプロセスには、他にはない充実感があります。
また、多様なバックグラウンドを持つ専門家と議論を交わすことで、自身の専門性に新たな知見を掛け合わせ、研究者としての独自性を磨けることも大きな魅力です。
互いの知恵を結集し、人々の健康という未来に貢献できる誇りが、この仕事にはあります。
Oneday Scheduleある1日の流れ
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09:00出社・タスク整理
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09:30前日の実験データ整理
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10:00実験
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12:00昼食
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13:00課内進捗会議
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14:00他部署との会議
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15:00調査
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16:00実験
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17:00会議資料作成
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18:00退社
QuestionH.Yさんに質問
大学(大学院)では、どんな勉強をしていましたか?
研究室では天然物(※生物が産生する有機化合物。特徴ある生理活性を持つものが多く知られている)の全合成研究をしていました。さまざまな化学反応を駆使して目的の化合物を作っていきますが、天然物は複雑な構造を有しているため、合成には苦労しました。その時身につけた有機化学の基礎知識や工夫をする姿勢は今でも活かされています。
採用面接では、どんなことを話しましたか?
経歴や研究内容に加え、これまで努力してきたことや辛いことを乗り越えた経験についても話しました。また、企業説明会や縁日を通じて、日本新薬をよく知ることもできました。
入社前に「これを準備しておくといい」ということはありますか?
大学での研究活動にしっかりと向き合い、基礎的な知識を身につけておくことだと思います。また、自分の強みや他人と違うところを理解し、欠点や弱みについてはきちんと謙虚に受け止めておくことが大切だと思います。
配属先が決まって、いちばんはじめに担当した仕事は?
リード化合物の最適化を行いました。活性や選択性、代謝安定性、安全性など、すべてをバランスよく兼ね備えた化合物を見つけ出すために試行錯誤を重ねました。
仕事で行き詰まった時は、どうしますか?
まずは思考回路を変えるように心掛けています。ちょっとしたことがブレイクスルーにつながることもあるので、何かしら行動するようにしています。また、部活動で汗を流したり、友人と食事をしたりしてリフレッシュするようにしています。
プライベートでは、どんな風に過ごすことが多いですか?
会社のサッカー部に所属し、本社にある芝のグラウンドで終業後や週末は体を動かしています。ふだんの業務では関わることの少ない方とも交流ができ、心も体もリフレッシュできます。休日にはゆっくり本を読み、のんびり過ごしています。
その他の仕事を知る
ともに、”新しい生きる”を創ろう。