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2004年07月05日

経口糖尿病用剤「グリコラン錠」小型化のお知らせ

日本新薬は、経口糖尿病用剤「グリコラン錠」の小型錠を7月6日より発売します。

 本剤は、塩酸メトホルミンを有効成分とする経口糖尿病用剤であり、肝臓での糖新生抑制、末梢でのインスリン感受性改善等による血糖降下作用を示します。国内では塩酸メトホルミンを主成分とする薬剤は「グリコラン錠」を含めて数品目発売されていますが、いずれもその直径が9.5mm~10.5mmと大きく、患者さんにとって飲みにくいという難点がありました。今般の小型化により、本剤はメトホルミン製剤の中で最も直径が小さい9.0mmとなり、服用し易くなりました。
 当社のメトホルミン製剤「グリコラン錠」は、1961年から40年以上にわたり使用されてきましたが、その売上は、メトホルミン製剤全体でも25億円程度と、国内ではごくわずかです。これは、重大な副作用である乳酸アシドーシスを懸念して使用が限られていたためですが、1995年米国において、メトホルミン製剤を再評価する論文が発表されて以来、主に代謝・内分泌系の専門医の間で糖尿病治療の基本薬として注目されることとなり、米国では、現在9億ドル以上の市場規模に成長しています。
 この流れを受けて、日本でも、ここ数年40%を超える伸長を示しています。メトホルミン製剤は、薬価も安価であり、患者さんの費用負担も他の経口糖尿病用剤に比してリーズナブルであることから、今後もしばらくはメトホルミン製剤市場の拡大が続くと期待されます。