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2005年09月28日

酒粕から血圧低下機能の食品素材 日本新薬と月桂冠が共同開発

 日本新薬は、月桂冠株式会社(京都市伏見区、社長:大倉治彦)と共同で血圧低下に関係する酒粕中の物質に着目した機能性食品素材「酒粕ペプチド」を開発しました。日本新薬が2006年3月から食品メーカーなどに向け発売します。製造は月桂冠が行い、酒粕を加工してペプチドを取り出し粉末化した食品素材を供給します。
 発売に先立ち、10月5日から東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2005」の日本新薬ブースで本製品を出展します(10月7日まで)。

 酒粕には、血圧上昇に関わるアンジオテンシン変換酵素(ACE)の働きを阻害して、血圧を低下させるペプチドが含まれていることを月桂冠が見いだしました。ペプチドはアミノ酸が数個連なった構造を持つ物質で、酵母や米中のタンパク質が分解されて生じたものです。この酒粕ペプチドについて、ラットを用いた投与試験やヒトによる経口摂取試験を行い、血圧を降下させる効果を確認しました。

 ACEの働きを阻害するペプチドには、これまで動物由来の製品はありましたが、酒粕のように植物由来のものはわずかしかありませんでした。食品に利用しやすい素材として、新たな機能性食品の創出が期待できます。