骨髄異形成症候群の治療について

患者さんの病状、年齢、全身の状態などによって適切な治療法が選択されます。
分からないことなどがございましたら、主治医にご相談ください。

支持療法

不足した血液細胞を輸血等で補う治療法です。
赤血球や血小板が一定の数値を下回った場合は、輸血を行います。

赤血球輸血:貧血症状を改善するために赤血球(赤血球濃厚液)を輸血します。開始の目安:ヘモグロビン(Hb)値 7g/dL以下。血小板輸血:出血症状を改善するために血小板(血小板濃厚液)を輸血します。開始の目安:血小板数5,000/μL以下

白血球が減少した場合は、必要に応じて抗菌剤や白血球を増やす薬(G-CSF:顆粒球コロニー刺激因子)が投与されることがあります。

【輸血の主な副作用】発熱 皮膚症状(発疹、湿疹、じんましん) 鉄過剰症 ショック 肺障害 GVHD(拒絶反応の一種)

化学療法

抗がん剤(化学療法剤)による治療法です。
芽球(未熟で異常な細胞)が多い場合に、芽球を減らすことを目的に行います。

使用する抗がん剤の種類や投与量は患者さんの年齢や全身の状態などを考慮して決められます。

【化学療法の主な副作用】 骨髄抑制(血液細胞の減少) 悪心・嘔吐 食欲不振 口内炎 下痢 脱毛 倦怠感

造血幹細胞移植

MDSの治癒が期待できる治療法です。
強力な化学療法や全身への放射線照射を行い、造血幹細胞などの血液細胞を破壊した後、正常な造血幹細胞を移植して、造血機能を回復させる治療法です。
移植を行うためには、年齢や全身の状態、ドナーの有無などの条件を満たす必要があります。

移植前の化学療法や放射線照射を弱めた「ミニ移植」もあります。ミニ移植は、高齢の方や心臓病などの臓器障害を持つ患者さんでも行える可能性があります。

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骨髄異形成症候群について
骨髄異形成症候群の種類

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