子宮内膜症に伴う月経困難症治療剤「ルナベル®配合錠」新発売のお知らせ
日本新薬は、子宮内膜症に伴う月経困難症治療剤「ルナベル®配合錠」の販売を2008年7月8日から開始いたします。
「ルナベル®配合錠」は、ノーベルファーマ株式会社(本社:東京都中央区、塩村仁社長)が開発し、子宮内膜症に伴う月経困難症の適応を取得した、日本で初めての治療用低用量ピルです。海外では、子宮内膜症に伴う月経困難症に対する第一選択薬として、低用量ピル製剤が広く認知され、使用されていますが、これまで国内では本適応症が認められていませんでした。
子宮内膜症に伴う月経困難症に苦しむ女性は非常に多く、痛みによって仕事に行けない、家事が出来ないなど生活に支障が出ることも少なくありません。しかしながら、本疾患で医療機関を受診するケースは少なく、周囲にも理解されず、ひとり苦しんでいる方が多いのが現状です。
「ルナベル®配合錠」は、そのような女性にとって福音となる薬剤として期待するとともに、保険適用となることから、本製品の発売によって、月経困難症は治療の対象であるという社会通念が形成されることを期待しています。
また、当社では、子宮内膜症の疾患啓発活動の一環として生理痛(月経困難症)に関するサイト、『おしえて☆生理痛』(http://seiritsu.jp)を開設しております。その他にも、生理痛に関する市民公開講座などの活動を展開することで、多くの女性の健康に貢献していきたいと考えております。
※製品概要
【製品名】 | ルナベル®配合錠 |
【製造販売元】 | ノーベルファーマ株式会社 |
【承認番号】 | 22000AMX01599000 |
【成分・含量】 | 1錠中ノルエチステロン1mg及びエチニルエストラジオール0.035mg含有 |
【効能・効果】 | 子宮内膜症に伴う月経困難症 |
【用法・用量】 | 1日1錠を毎日一定の時刻に21日間経口投与し、その後7日間休薬する。以上28日間を投与1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず、29日目から次の周期の錠剤を投与し、以後同様に繰り返す。 |
【製造販売承認日】 | 平成20年4月16日 |
【薬価基準収載日】 | 平成20年6月13日 |
【薬 価 基 準】 | 1錠 332.90円 |
【 包 装 】 | PTP 84錠(PTP 21錠×4) TP 210錠(PTP 21錠×10) |