急性前骨髄球性白血病治療剤「トリセノックス®注10mg」に関するBL&H社との提携について
日本新薬は、BL&H社(本社:韓国ソウル市、社長:Dong Chul Roh)と、再発又は難治性の急性前骨髄球性白血病治療剤「トリセノックス®注10mg」に関するライセンス契約を締結しました。
本製品は、欧米10カ国以上ですでに販売されている薬剤であり、当社は、セファロン社(本社:米国ペンシルバニア市、社長:Frank Baldino, JR. PH.D.)から2002年12月に導入し、日本において2004年12月から販売を開始しています。
本契約締結により当社は、BL&H社から契約一時金、および開発段階に応じたマイルストーンを受け取ります。
急性前骨髄球性白血病(APL: Acute Promyelocytic Leukemia)は、急性骨髄性白血病の一種であり、年間の発症患者数が日本では約500~700人、韓国では約250人と推定されています。本製品は、再発又は難治性のAPLに対して高い有効率を示しており、欧米や日本と同様、韓国においても再発又は難治性のAPL治療の上で、不可欠な薬剤となることが期待されます。
【BL&H社の概要】
会社名: BL&H株式会社(BL&H Co., Ltd.)
創 業: 1999年
社 長: Mr. Dong Chul Roh
所在地: 9F, Dealim Office Valley, 97-3 Guro6-Dong, Guro-ku, Seoul, Korea
従業員数: 40名
売上高: 14,000百万KRW
事業内容: 血液癌/癌領域を中心とした医薬品の開発・販売