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NEWS 2010
合成抗菌剤プルリフロキサシンの中東・北アフリカにおけるライセンス契約について
日本新薬は、このたびAlgorithm社(アルゴリズム社、本社:レバノン ベイルート、社長:Selim J. Ghorayeb)との間で、合成抗菌剤「プルリフロキサシン」に関するライセンス契約を締結しました(契約締結日 2010年10月1日)のでお知らせいたします。
本契約締結によって当社は、Algorithm社に対し、中東・北アフリカ16ヵ国における「プルリフロキサシン」製剤の独占的開発権、および独占的販売権を許諾し、契約一時金のほか開発段階に応じたマイルストーンを受け取ることになります。
「プルリフロキサシン」は、当社が創製した経口用のキノロン系合成抗菌剤で、日本では明治製菓株式会社が2002年12月より、欧州では伊・Angelini(アンジェリーニ)社が2004年10月より販売しています。さらに、米国・Optimer(オプティマー)社、韓国・柳韓(ユーハン)社、及び中国・Lee’s Pharma(リーズファーマ)社ともライセンス契約を締結しており、各国において開発が進められています。
【ご参考】
(Algorithm社の概要)
Algorithm社は、従業員数445名、連結売上高1.4億ドルを超える製薬企業グループの構成企業です。
会 社 名 : Algorithm SAL
設 立 : 1989年
社 長 : Mr. Selim J. Ghorayeb
所 在 地 : Zouk Mosbeh, sea road, Algorithm bldg, Beirut, Lebanon
従業員数 : 242名(2009年12月現在)
売 上 高 : 1,700万ドル(2009年)
事業内容 : 医薬品の製造・開発・販売