公募研究助成

2025年度の募集は終了しました。

日本新薬株式会社は、企業活動関連の医学・薬学領域のサイエンス発展に貢献することを目的として、若手研究者を支援するために研究を募集し助成を行います。

  1.  ● 募集期間
     2024年10月1日(火)9:00 ~ 11月30日(土)18:00(必着)
  2. 申請者は、募集要領を確認の上、以下の申請書類を作成後PDF形式として、WEB申請(「申請はこちら」(10⽉1⽇に開設予定))してください。
  3.  ● 募集要領 PDF:618KB
  4.  ● 申請書類
     研究計画書・経費内訳書 Word:47KB
     同意書、承諾書 Word:19KB
  5.  ● 助成研究期間
     2025年4月1日 ~ 2026年3月31日

募集要領開く

  • <募集内容>
    募集研究:次の疾患領域の基礎研究
     Category A 造血器腫瘍領域
     Category B 遺伝性神経筋疾患領域
     Category C 肺高血圧症領域
     Category D 泌尿器科領域
       D1 泌尿器癌領域
       D2 泌尿器癌以外の領域(前立腺肥大症、排尿障害、結石、性機能障害等)
    助成研究期間:2025年4⽉1⽇〜2026年3⽉31⽇
    助成金額:1件あたり上限300万円
    助成予定件数:合計 20件
     Category A〜D 各5件程度を予定していますが、最終的には、応募件数等を考慮し、助成件数は決定します。
    助成金支給方法:一括支給
  •   
  • <申請者の条件>
    本研究助成は、次の条件を全て満たす研究者の方を対象といたします。
    1.  ① 2025年4月1日現在で40歳未満の研究者であること(ただし、研究歴中に産前・産後の休暇、育児休業や介護休業など、研究不可能期間をはさむ場合は40歳にその年月を加えた年齢まで申請可能) あるいは、学位取得後8年未満であること
    2.  ② 申請する研究の研究責任者であること
    3.  ③ 所属する講座または診療科等の最上位役職者(教授、診療科長等)の承諾を得て申請していること
    4.  ④ 当社の寄附講座に所属している研究者でないこと
    5.  ⑤ 助成研究期間(2025年4月1日~2026年3月31日)に学部生、大学院生等の学生でないこと(ただし、所属する研究機関において研究活動を行うことを本務とする職に就いている者(例:大学教員等の研究者など)で、学生の身分も有する場合を除く)
    6.  ⑥ 企業に所属する研究者でないこと
    7.  ⑦ 本公募研究助成の過去の助成対象者でないこと
    8.  ⑧ 2024年度助成対象者の所属講座に所属している研究者でないこと(但し、申請疾患領域が異なる場合はその限りではない)
    9.   
  • <助成対象外の研究>
    次のいずれかに該当する研究は助成対象外とします。
    1.  ① 臨床研究
    2.  ② 日本国内で実施しない研究
    3.  ③ 複数の研究機関に助成金を分配して実施する共同研究
    4.  ④ 既に実施済みの研究もしくは現在進行中の研究
    5.  ⑤ 当社または他社で開発中もしくは販売中の薬剤や有効成分を使用する研究
      (病態解明や疾患モデル作製のために当該薬剤や有効成分を使用する研究を除く)
    6.   
  • <その他の条件>
    1.  ・ 2025年4月1日現在において、申請者が申請時の所属講座または診療科等に所属することを前提とします。
    2.  ・ 本研究助成を受けた場合、日本新薬の社内規定により、研究助成対象者の所属する講座や診療科等は、2025年度に当社から他の資金(共同研究費用等)を受けることができません。2025年度にかかる当社との共同研究/研究支援を予定されている場合また既に契約されている場合は、そちらを優先しますのでご了承下さい。
    3.  ・ 申請者の所属研究機関で研究助成申請について事前承認を要する場合は、必要な手続きを済ませてから申請してください。
    4.  ・ 本研究助成は、その全額を当該研究テーマ遂行の直接経費にあてることを目的として交付します。研究機関の研究支援費(オーバーヘッド)にあてることはできません。研究機関宛に免除の申請書が必要であれば助成の際にお申し出下さい。
    5.   
  • <申請方法>
    WEBにより申請を受け付けます。当社の専用テンプレートを用いて作成した「研究計画書・研究スケジュール・経費内訳書」および署名された「同意書、承諾書」をPDF形式ファイルとして添付して、お申し込みください。
    可能であれば、研究に直接影響する自著論文の中でキーとなるものをPDF形式ファイルとして添付してください(1~2報)。
    なお、提出頂きました研究情報等を含む個人情報は、公募研究助成に関わる業務のみに使用するものとし、情報提供者の同意を得ることなくその他の目的に使用しません。

申請からのプロセス開く

申請からのプロセス 申請からのプロセス
  1. 1申請
    「申請はこちら」(10⽉1⽇に開設予定)から、各Categoryの申請フォームに⼊⼒し、申請資料を作成してPDF形式で添付してください。内容に不備がないことをご確認の上、送付ボタンをクリックして申請してください。⼀旦申請いただいた内容は修正できません。募集期間内であれば申請取り下げ後に再申請が可能です。申請取り下げをご希望の場合は、公募研究助成事務局 (zz_mail_NSMAS2015@po.nippon-shinyaku.co.jp) へご連絡ください。
  2. 2受付
    募集締め切り時点で当社が受領している申請書類を審査対象とします。申請に際して書類の取り違え、⼊⼒不備等があった場合、公募研究助成事務局から確認させていただく場合がございます。
  3. 3審査・決定
    公募研究助成事務局にて申請書類、申請者の条件、募集領域等、募集要領の充⾜性を確認します。事務局による確認終了後、社外審査委員による審査を⾏います。
    社外審査委員による審査は、募集領域毎に複数名の審査委員(医師、学識経験者)が担当し、研究内容の先進性、有益性、実現可能性、倫理性及び経費の妥当性の観点から研究計画内容を評価します。
    審査結果については、申請者に電⼦メールで連絡いたします。
  4. 4研究助成の実施
    助成対象者の所属する研究機関の事務部⾨と調整の上、当該研究機関が指定する⼝座に研究助成⾦を振り込みます。
    諸⼿続き完了後、助成対象者のリストを当社ホームページで公開します。また、助成対象者にはマイページのIDおよびパスワードを発⾏しますので、以降、当社へのご連絡、報告書の提出等はマイページをご利⽤ください。
    なお、助成対象者には、当社が開催する公募研究助成に係る行事にご出席いただく場合がございます。
  5. 5報告書の提出
    助成研究期間終了後2ヵ⽉以内に研究結果報告書および研究助成⾦使途報告書を公募研究助成事務局に提出いただきます。結果報告は研究完了にはこだわらず、報告時点での研究状態と進捗・完了⾒込みをご記載ください。
    研究成果については、インパクトファクターが計上される国際的学術誌に投稿してください。研究成果を公表(論⽂投稿、学会発表)する場合は、⽇本新薬の助成を受けていることを明記し、発表した論⽂または学会発表の抄録を公募研究助成事務局にご提出いただきます。

FAQ(2025年度 公募研究助成)開く

    <申請について>
  • Q 研究機関に所属していませんが、申請は可能ですか?
  • A 研究機関に所属していない方の申請は受付できません。
  • Q 40歳以上でも申請は可能ですか?
  • A 40歳以上であっても、学位取得8年未満であれば、申請は可能です。また、研究歴中に産前・産後の休暇、育児休業や介護休業など、研究不可能期間をはさむ場合には40歳にその年月を加えた年齢まで申請可能です。その場合には、研究不可能期間及びその理由を記載した書類(様式は問いません)に、申請者が署名し、申請フォーム内にPDFファイルとして添付してください。
  • Q 他の助成への申請と兼ねられますか?
  • A 兼ねることは可能です。ただし、同じ研究に対して他の助成を受ける場合には、当社からの助成を辞退していただきます。
  • Q 経費内訳書に計上できないものはどのようなものですか?
  • A 「医療用医薬品製造販売業公正競争規約」等の業界規約を踏まえ、以下の費用は助成対象外とします。
    • ・賃金、給与等の人件費
    • ・講習会・学会等の参加費、参加にかかる費用および旅費等、研究担当者の個人費用とみなされるもの(研究責任者が
      助成研究期間内に本研究助成による研究の発表を行うための国内学会または海外学会の参加費、旅費を除きます)
    • ・研究機関が自ら支出すべき什器、物品購入費用(機器、コンピュータ、ソフト等を含む)
    • ・機器の修理費用
    • ・建物等の施設・設備の整備費用
  • Q 同じ講座から複数の申請は可能でしょうか。
  • A 申請は可能です。ただし、助成対象は1講座1件までで、同じ講座から複数の研究が上位に入った場合、上位の1件のみが
    助成対象となります。
  • Q 学部生/大学院生の申請は可能でしょうか。
  • A 申請は可能です。ただし、助成対象期間(2025年4月1日~2026年3月31日)に学部生、大学院生の方は申請いただけま
    せん。
    <審査・決定について>
  • Q 審査内容について教えてもらえますか?
  • A 個別の審査内容の詳細に関するお問い合わせに応じることはできません。
  • Q 審査結果はいつ、どのように連絡がありますか?
  • A 2025年4月中にすべての申請者に審査結果を電子メールで連絡致します。
  • Q 審査結果については公開されるのでしょうか?
  • A 助成対象者の氏名および所属研究機関名を2025年5月以降に当社ホームページで公開致します。
    また、研究課題名については2025年5月以降にホームページで公開致します。
    <助成の実施について>
  • Q 助成金はいつからいつまで使用できますか?
  • A 2025年4月1日以降2026年3月31日までの期間(助成研究期間)の研究に関する出費はすべて助成金の対象となります。
    ただし、当社から助成金が交付されるまでは立替払いをお願いいたします。なお、2025年3月31日以前の出費は助成金の
    対象とすることができませんので、ご注意ください。また、支払いが助成研究期間内であっても、助成研究期間外に納品
    される物品等の費用については使用できません。
  • Q 研究期間終了後の学会発表の費用を助成金から支払うことはできますか?
  • A 支払いが助成研究期間内であっても、助成研究期間外の学会発表の費用は助成対象外となります。
  • Q 助成金はどこに振り込まれますか?
  • A 助成金は助成対象者の所属研究機関が指定する口座に振り込みます。研究者個人名義の口座への振り込みは一切行いませ
    ん。
    <報告について>
  • Q 研究助成について報告することはありますか。
  • A 助成研究期間終了後2ヵ月以内に、研究結果報告書および研究助成金使途報告書を公募研究助成事務局に提出いただきま
    す。2025年5月末までにマイページで提出してください。
  • Q 研究成果を外部に発表する場合に留意すべきことはありますか。
  • A 研究成果については、インパクトファクターが計上される国際的学術誌に投稿してください。研究成果を公表(論文投稿、
    学会発表)する場合は、日本新薬の助成を受けていることを明記し、発表した論文または学会発表の抄録を公募研究助成
    事務局にマイページで提出してください。
    <個人情報の取扱いについて>
  • Q 個人情報の取扱いについて教えてください。
  • A 当社では、関係法令・ガイドライン等に従い、個人情報を適切に保護し取り扱います。取得した研究情報等を含む個人情報は、助成対象者の選考、選考結果の通知、助成対象者の公表(氏名、所属・職位、研究題目)等、公募研究助成に関わる業
    務のみに使用するものとし、情報提供者の同意を得ることなくその他の目的に使用しません。
    <その他>
  • Q 研究責任者が変更になる場合はどうすればいいでしょうか。
  • A 速やかに公募研究助成事務局にご連絡ください。
  • Q 研究責任者が異動になる場合はどうすればいいでしょうか。
  • A 速やかに公募研究助成事務局にご連絡ください。
  • Q 知的財産権はどうなりますか?
  • A 日本新薬が知的財産権の帰属を主張することはありません。
研究開発パートナリング
研究開発パートナリング
日本新薬株式会社は、経営理念である「人々の健康と豊かな生活創りに貢献する」のもと、研究開発におけるターゲットを明確化し、製品パイプラインの拡充に向けてライセンス活動や共同研究を積極的に展開しています。