亰 no.225(令和7年10月1日)

養源院の大般若経会

養源院の大般若経会

春日井 路子 作

季節:秋 エリア:東山区

養源院は豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政、母・お市の方の菩提を弔うために建立し、後に淀殿の妹で徳川秀忠の正室・おごうが伏見城の遺構を移築して再建した寺院。1月、5月、9月の毎21日に行われる「大般若経会」は、般若経全600巻を導師と4人の僧が経本を巧みに操りながら転読していく大迫力の法会である。