CLL/SLL患者さんのかけがえのない日常に寄り添うサイト。CLL/SLLひろば。

【監修】高知大学医学部 血液内科学講座 教授 小島 研介先生

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CLL/SLL
とは
悪性リンパ腫ってどんな病気? 白血病ってどんな病気? 慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫(CLL/SLL)ってどんな病気? 毎年何人ぐらいが発症するの? どのような人にみられるの? CLL/SLLの症状は?
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CLL/SLL
の診断
どのような検査をするの? 診断から治療までの流れは?
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観察期間中
の過ごし方
治療はしなくて良いの? 日常生活ではどのような点に注意すれば良いの? お役立ちサイトを教えてください。
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CLL/SLL
の治療
治療を開始する基準はあるの? どのような治療があるの? どのようにして治療方法を決めるの? どのような副作用がでるの?
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治療と生活
日常生活ではどのような点に注意すれば良いの? 仕事は続けられますか? やめる必要がありますか? どのような社会制度・公的サービスが使えるの? 「がん相談支援センター」について教えてください。 「がん相談支援センター」はどのように探せば良いの?
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闘病を支える
周囲の方々へ
大切な人の闘病を支えるためには? 家族ができる療養生活のサポートは? 告知の直後や再発が分かったときに、担当医や医療従事者に確認しておいた方が良いことはありますか? 病気のことを専門家に相談したいのだけど、どうすれば良いの? 専門介護者にはどのような人がいるの? セカンドオピニオンを希望したいのだけど、どのように相談すれば良いの?
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Q&A
病気・治療のこと 生活のこと その他

Q&A

病気・治療のこと

Q再発したらどうなりますか?
A再発した場合には、患者さんの全身状態(年齢や臓器機能、併存疾患など)や症状、腫瘍細胞の染色体や遺伝子異常、前回行った治療の効果と副作用などを考慮して治療を選択します。
再発したといっても、必ずしもすぐに新しい治療が必要とは限りません。国際的に定められた基準を参考にして治療開始時期を決めますので、無治療で経過をみることもあります。
Q入院が必要ですか?
A選択する治療によって異なります。副作用管理のために入院が必要なこともありますが、CLL/SLLに有効な治療には、外来で内服治療が可能なお薬もあります。外来での治療をご希望される場合は、そのような治療選択があるかどうか、有効性や副作用はどうかなどを担当医にお尋ねください。
Q移植は必要ですか?
A一般的には必要ありません。病状によって、ご年齢が若い患者さんでドナーから造血幹細胞を移植する同種移植が行われることがあります。
Q周囲にうつったり、遺伝する可能性はありますか?
ACLL/SLLは、人にうつしたり、遺伝することはありません。
Q治療後に気をつけることはありますか?
A

治療後は体調の変化が起こりやすく、発熱や疲れやすいなどの症状のでることがあります。また、遅れて発現する副作用もあるので、気になることは担当医に相談しましょう。

カレンダーをみて、次の検査日や通院日を確認している男性患者のイラスト
Q治療費はどのくらいかかりますか?
A治療の内容により大きく異なり、中には高額な治療もあります。
医療費については、高額療養費制度などの制度を上手に活用することが大切です。
Q治療期間はどのくらいかかりますか?
A選択する治療によって異なります。飲むお薬の場合には治療効果が続く限り継続する場合があります。治療初期を除いて、多くの場合が外来通院で治療が可能です。
Qセカンドオピニオンを希望したいのですが、
どのように相談すれば良いですか?
A担当医以外の医師に診断や治療方針について意見を聞くセカンドオピニオンは、患者さんが納得して治療を受けるための大切な手段です。ご遠慮なく担当医に伝えてください。ただ、セカンドオピニオンを得るまでに時間がかかると、病状によっては治療のタイミングを逃すことがあります。CLL/SLLに専門的知識を有する医師は多くないので、セカンドオピニオンを受けたい場合には担当医に早めに相談しましょう。

生活のこと

Q日常生活で気をつけることはありますか?
ACLL/SLLは抵抗力が低下する病気のうえ、治療中は感染症などにかかりやすい状況になりがちです。手洗いやうがいなどをしっかり行う、けがをしないように注意するなど、日常生活でも注意が必要です。

その他

Q家族はどのようにすれば良いですか?
Aまずは、担当医の話をよく聞いて、患者さんの病状を正しく把握することが重要です。
治療の内容によっては、仕事や家事などの日常生活に影響を与えるほか、治療にかかる費用なども考える必要があります。また、患者さんを支えるためには、周囲の方々と連携してサポートできるようにすることが重要です。詳しくは下記ページを参考にしてください。
Q困ったときは誰に相談すれば良いですか?
Aご家族や担当医、医療従事者などに相談してみましょう。
またがん相談支援センターなどでは患者さんのほか、ご家族からの相談も受け付けていますので、困ったことがあれば相談しましょう。
闘病を支える
周囲の方々へ