
2026年カレンダー絵画(3・4月)

常寂光寺 新緑
井隼 慶人 作
季節:春 エリア:右京区
京でも屈指の青もみじの名所、
苔とともに圧巻の景色
常寂光寺は、安土桃山時代に日蓮宗の高僧、日禛上人によって建立されました。山号は小倉山。平安時代より公家や歌人が好んで別荘や庵をかまえた景勝地です。ここは百人一首で詠まれる小倉山の中腹にあり、楓が美しい京でも屈指のもみじの名所です。それだけに新緑の季節、仁王門をくぐると、まばゆい青もみじが広がる隠れた名所に出会えます。小倉山の傾斜を生かした景観は、瑞々しい苔と青もみじが織りなす緑一色の世界。空気までも透き通るような緑の景色が広がり、心身ともにリフレッシュできる、元気がもらえる特別な場所と言えそうです。
常寂光寺:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町
