2022年カレンダー絵画(11・12月)

弘法さんが雨なら天神さんは晴れ<br>(終い弘法・東寺の縁日)

弘法さんが雨なら天神さんは晴れ
(終い弘法・東寺の縁日)

春日井 路子 作

季節:冬 エリア:南区

弘法さん(弘法大師空海が3月21日に亡くなったので21日が月命日)と、天神さん(菅原道真公が2月25日になくなったので25日が月命日)。特に、年末の終い弘法、終い天神には、正月準備の品を求める人で賑わう。ことわざ「弘法さんが雨なら、天神さんは晴れ」、逆に「弘法さんが晴れなら、天神さんは雨」ともいわれるのは、『京都お天気歳時記』によると「天気の周期変化は、春秋によくみられる低気圧と移動性高気圧が交互に通るためにおこる。このとき低気圧が時速約40キロで約5千キロの間隔で進んでくれば、5日ごとに低気圧の雨が降ることになる」という。