食品ロス削減に向けて

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs、2020年3月に基本方針が策定された食品ロス削減推進法など、世界の目標として『食品廃棄量削減』があげられています。この背景には、人口増加による「栄養不足人口の増加」、廃棄の際に排出されるCO2などによる「環境問題」などがあります。
品質安定保存剤で、保存性の効果を意識しながら、食品の風味を損うことのないように製品開発に取り組み、食品廃棄量削減に貢献してまいります。また、食品は毎日の生活には欠かせないものであり、何より安全性が求められています。
私たちは、医薬品分野で培ってきた高度な技術をもとに、微生物制御に取り組み、食品の安全性も追求すべく開発研究を重ねています。

果てしない製品開発、より適切な食品添加物製剤の追求

微生物の生育には、多くの環境因子(pH、温度、水分活性など)が影響を与えます。変敗菌叢を把握し、これら環境因子をコントロールすることが微生物汚染の対策として重要なポイントです。
しかしながら、食品には固有のpHや流通温度があり、これらを充分にコントロールできないのが現状です。
そこで変敗菌叢に対して適切な食品添加物製剤を選択することで、環境因子に的確に影響を与えることができ、一層の保存性向上が可能となります。
私たちはこの研究を重ね、様々な食品や用途に応じて、より適切な食品添加物製剤を選択できるように製品開発をしてまいりました。
今後も、食品の安心と安全を求めて、優れた製品の開発を進めてまいります。

ピックアップ製品

製品ラインナップ

私たちは、食を通じて人々の健康創りや社会課題の解決へ貢献してまいります。