IRニュース 2013

2013年06月14日 医薬品
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日本新薬は、がん疼痛治療剤「トラマール®カプセル25mg」「同50mg」について「慢性疼痛における鎮痛」の効能・効果の追加承認を取得しました

 日本新薬は、現在当社が販売しているがん疼痛治療剤「トラマール®カプセル25mg」「同50mg」(一般名:トラマドール塩酸塩)について、本日、「慢性疼痛における鎮痛」の効能・効果の追加承認を取得しましたのでお知らせいたします。

 慢性疼痛とは、病気や怪我の治癒、あるいは明らかな身体的異常が解消したにもかかわらず数カ月以上にわたって続く痛みや、治癒が困難な慢性疾患により長時間持続する痛みとされています。
 本剤は、ドイツ、グリュネンタール社より導入した中枢性鎮痛薬で、世界100カ国以上で販売されていますが、国内では、「軽度から中等度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛」を効能・効果として2010年に発売を開始しました。
 海外では、がん疼痛以外の慢性疼痛治療にも本剤が幅広く使用されていることから、2009年より国内で慢性疼痛の効能・効果を追加する臨床試験を開始し、このたびの承認取得に至りました。

 当社は、本剤が新たな効能・効果を取得したことで、がん疼痛に加え、様々な慢性疼痛で苦しむ患者さんのQOL向上にも貢献できるものと期待しています。
 

【トラマール®カプセルについて】  

製品名

「トラマール®カプセル25mg」「同50mg」

一般名

トラマドール塩酸塩

効能・効果

非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患における鎮痛
疼痛を伴う各種癌
慢性疼痛

用法・用量

通常、成人にはトラマドール塩酸塩として、1日100~300mgを4回に分割経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。
ただし1回100mg、1日400mgを超えないこととする。

薬価基準

25㎎1カプセル 37.50円  50㎎1カプセル 65.90円

発売年月

2010年9月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上