たとえ患者数の少ない疾患や難病の治療薬であっても、病気に苦しむ患者さんにとって福音となるくすりの開発に取り組み、未来の健康づくりに貢献します。
日本新薬にしか創れない薬、日本新薬だから創れる未来
私たちは、会社創立の大正8年(1919年)以来、約100年間にわたって研究開発型の新薬メーカーとして、患者さんの福音となるくすりづくりに取り組んできました。社員全員に共通するのは「自分たちの手で新しいくすりを創ろう!」という熱い思い。私たちは、日本新薬だからこそチャレンジできるという使命感を持って、一つひとつの病気に目を向けて、日々、治療剤の開発に取り組んでいます。そして、私たちの取り組みは、肺動脈性肺高血圧症の治療剤「ウプトラビ錠」、肝類洞閉塞症候群治療剤「デファイテリオ」、国産初の核酸医薬品である筋ジストロフィ―治療剤「ビルテプソ」など、難病の治療薬となって、実を結んでいます。
日本新薬にしかできないこと、日本新薬だからできること
くすりの種(新たに作られた化合物)が新薬となって患者さんのもとに届く可能性は、数万分の1と言われています。そして、くすりの種は、基礎研究・非臨床試験・臨床試験(治験)などの研究開発により、通常10年以上の歳月を経て新薬となり世に送り出されます。研究開発の多くは、日の目を見ることなく、途中で開発が断念される厳しい世界です。それでも私たちは、一日でも早く病気に苦しむ患者さんの力になりたい、そう願って活動を続けています。
日本新薬は、より早く薬を患者さんのもとに届けるため、当社のみでの研究開発だけでなく、他社からも導入を行っています。また現製品および開発品の新効能・剤形追加などにより製品の価値を高めるPLCM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)やその取り組みにより、直近の10年間で平均年一つ以上新製品を発売。研究開発から販売、そして育薬まで、関わるすべての社員が患者さんのことを思い、本気で取り組んでいる成果です。