ウェルビーイング経営とは
ウェルビーイングは、身体的、精神的、社会的に「良い状態」を指します。日本新薬は、従業員が働くことを通じて幸せを感じることができる会社、つまりありのままの自分でいられる、心理的安全性のある職場づくりを目指しています。労働環境の整備や健康経営の推進を土台として、従業員一人ひとりが働くことを通じて幸せを感じ、経営理念を実現することがウェルビーイング経営だと考えています。ウェルビーイング経営を推進していく上で、日本新薬は6つの視点を重視しています。
ウェルビーイング経営の6つの視点
ウェルビーイング経営には、従業員の「身体と心の健康」を整えることが不可欠です。そのために、労働災害防止やメンタルヘルス対策などの労働安全衛生活動に積極的に取り組み、快適で安全な職場環境を整備しています。また、フレックスタイム・テレワークなどの制度の充実により「柔軟な働き方」を実現していきます。
また、「多様性を承認」する文化の醸成、多様な人とのつながりを通した「良好な人間関係」を構築し、働きやすい環境を整えていきます。
さらに、NS MindやNSアカデミーの社内浸透を通して、「挑戦する風土」を醸成し、「人財の成長支援」を行うことで、従業員一人ひとりが働きがいを見出せるような支援を続けていきます。
ウェルビーイングストーリー
2021年には、京都大学 人と社会の未来研究院の内田由紀子教授をアドバイザーに迎え、人事部内でウェルビーイング推進プロジェクトを発足しました。社内啓発においては3つの軸でウェルビーイング共創を目指し、本格的なウェルビーイング推進活動を加速させています。
2022年10月には、ウェルビーイング宣言から1周年を記念し、日本新薬のウェルビーイング活動の全社浸透を目的としてステッカーを制作しました。
ステッカーは、日本新薬の“ウェルビーイング共創”、全社員と共に日本新薬をウェルビーイングな場にしていきたいという想いを込めてプロジェクトメンバーがデザインしています。
- ウェルビーイング推進プロジェクトのテーマカラーであるピンクの3段階の背景は、人との関係性から「I(わたし)」「WE(わたしたち)」「SOCIETY(みんな)」の3つの視点をイメージ
- 波打った輪のデザインは、一人ひとりその時々の人生の波がありつつも、周りと調和してウェルビーイングな場を築いていくことをイメージ
- WELL-BEINGのロゴの周りにあしらった様々な形の葉っぱは、多様性をイメージ
ウェルビーイング3つの軸
取り組み
ウェルビーイングロードマップ
取り組み | 概要 | |
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ウェルビーイングについて理解を深める | 社内ウェルビーイングサイト | 社内イントラネットにウェルビーイングに関する情報を定期的に発信し、全社員へウェルビーイング共創に向けて様々な情報を公開しています。 |
全社ウェルビーイング講演会 | 京都大学 人と社会の未来研究院の内田由紀子教授による全社員向けの講演会を実施しています。2022年度は全社員による全社員がウェルビーイングな状態で働くための宣言を提出しました。 | |
座談会 | ウェルビーイング「場づくり」を牽引するリーダー育成のために、ウェルビーイング座談会を全管理職に実施しました。 | |
自分のウェルビーイングを知る | 毎月幸せ診断 | 定期的に自身のウェルビーイングを振り返るツールとして、2021年度より、毎月幸せ診断をスタートしました |
周りのウェルビーイングを知る | 写真で振り返る私のウェルビーイング | 「お気に入りの写真には、ウェルビーイングな瞬間が切り取られている」をキーワードに、全社員より毎月テーマを決めて、お気に入りの写真を募集し、動画を配信しています。 |
取締役インタビュー | 身近な人のウェルビーイングを知る取り組みとして、取締役インタビューを企画し、全17回のシリーズでインタビュー記事を発信しました。 |
ウェルビーイング推進プロジェクトでは、これからも「よい状態」とは何かを探求し、ウェルビーイングに大きく影響する「人と人とのつながり」、「利他の精神」を育むような施策を実施していきます。