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NEWS 2026
芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍治療剤「エルゾンリス®点滴静注1000µg」 販売開始のお知らせ
日本新薬株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:中井 亨、以下「当社」)は、芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍治療剤「エルゾンリス®点滴静注1000µg」(タグラキソフスプ(遺伝子組換え)製剤、以下「本剤」)について、本日、薬価収載され販売を開始したことをお知らせします。
芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)は白血病とリンパ腫の両方の性質を有し、特徴的な皮膚病変と腫瘍細胞のリンパ節や骨髄への浸潤を伴う、まれな進行性の血液がんです。国内で承認された治療薬はなく、リンパ腫や急性白血病に準じた治療が行われていますが、生存期間中央値は1年未満と短く1-2、新たな治療薬が望まれています。
本剤は、ジフテリア毒素とヒトインターロイキン-3(IL-3)の遺伝子組換え融合タンパク質です。IL-3受容体αサブユニット(IL-3Rα)であるCD123を発現する腫瘍細胞に取り込まれ、標的細胞のタンパク質合成を阻害しアポトーシスを誘導することにより、抗腫瘍効果を発揮します。CD123は多くの造血器腫瘍において発現していることが報告されており、特にBPDCN細胞では他の造血器腫瘍に比べて高発現しています。
なお、本剤は欧米を含め40カ国以上でBPDCNの治療剤として承認されています。
当社は、2021 年 3 月にメナリーニ・グループ(本社:イタリア・フィレンツェ、最高経営責任者:エルシン・バーカー・エルガン)より本剤を導入して開発を進め、2025年12月22日に製造販売承認を取得しました。
今後、本剤を必要とする患者さんのもとへ適切にお届けすることで、BPDCNの治療に貢献できるものと考えています。
出典
1.Pagano L et al, Blastic plasmacytoid dendritic cell neoplasm with leukemic presentation: an Italian multicenter study. Haematologica 2013; 98: 239-246.
2.Lourdes Martín-Martín et al, Classification and clinical behavior of blastic plasmacytoid dendritic cell neoplasms according to their maturation associated immunophenotypic profile. Oncotarget 2015; 6: 19204–19216.
【製品概要】
| 販売名 | エルゾンリス®点滴静注1000µg |
| 一般名 | タグラキソフスプ(遺伝子組換え)製剤 |
| 承認取得日 | 2025年12月22日 |
| 薬価収載日 | 2026年3月18日 |
| 発売日 | 2026年3月18日 |
| 承認番号 | 30700AMX00261000 |
| 剤形・含量 | 1バイアル(1mL)中タグラキソフスプ(遺伝子組換え)1000µgを含有する凍結液剤 |
| 効能又は効果 | 芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍 |
| 用法及び用量 | 通常、成人及び 2 歳以上の小児には、タグラキソフスプ(遺伝子組換え)として 12 µg/kg を 1 日 1 回 5 日間 15 分かけて点滴静注し、16 日間休薬する。この 21 日間を 1 サイクルとし、投与を繰り返す。 |
| 薬価 | 3,607,878円/バイアル |
| 包装 | 1バイアル |
メナリーニ・グループについて
メナリーニ・グループは、売上高50億ドル超、従業員数17,000人超の国際的な医薬品・診断薬の企業です。アンメットニーズの高い治療領域に重点を置き、がん、循環器疾患、肺炎、消化器疾患などにおける製品を提供しています。18の生産拠点と9の研究開発センターを擁し、製品は世界140カ国で販売されています。詳細はwww.menarini.comをご覧ください。
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