IRニュース 2017

2017年08月04日 企業
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高生理活性固形製剤棟竣工についてのお知らせ

 日本新薬(以下:当社)は、当社の小田原総合製剤工場(神奈川県小田原市)の敷地内に建築を進めていました高生理活性固形製剤棟(以下:本棟)が、このたび竣工しましたのでお知らせします。稼働は、2018年1月を予定しています。

 

 本棟完成に伴い、当社で創薬した高生理活性医薬品(少量でも強い薬理作用を有する医薬品)のウプトラビ錠(一般名:セレキシパグ)や、それに続く高生理活性医薬品の製造が可能となります。さらには、他社からの受託製造にも活用することで、製品の安定供給に加え、製造コストの削減に取り組んでまいります。

 本棟には、封じ込め仕様としては国内最大級の流動層造粒乾燥機や、洗浄・乾燥を自動化した高速打錠機など最新鋭の設備を導入し、高い品質の確保とともに、スケールメリットを生かしたコスト低減を実現します。また、本棟は環境保護、安全確保や最新のGMPに準拠した製造環境を保証し、地震、水害や噴火などの災害対策にも配慮して設計しています。
 当社では、このたびの本棟の竣工により、高品質な医薬品のさらなる安定供給を図ってまいります。

 

【高生理活性固形製剤棟概要】
 

所在地: 神奈川県小田原市桑原676-1
規模: 鉄骨造 3階建て 延べ床面積 3700 ㎡
着工: 2016年7月
竣工: 2017年7月
稼働予定: 2018年1月
建設費用: 約33億円

以上