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NEWS 2009
日本新薬株式会社 創立90周年のお知らせ
日本新薬は、本日10月1日(木)に創立90周年を迎えましたので、お知らせいたします。
当社は、1919年(大正8年)10月1日に、日本新薬株式会社として発足いたしました。
当社は、その前身として、1911年(明治44年)に、京都新薬堂という名称で創業・開設していましたが、1919年にこれを株式会社に改組し、新薬メーカーとしての道を目指すことになりました。
以来、90年に亘り、患者さまを始め、医療機関や得意先、地域の皆さまや株主の皆さま等、当社をご支援いただいているすべての皆さまのお陰をもちまして、本日の創立記念日を迎えることができましたことを、深く感謝申し上げます。
本日午前9時から、本社講堂にて創立90周年記念式典を行いましたが、式典での前川社長の挨拶要旨は次の通りです。
「会社創立当時、ほとんどをロシアからの輸入に頼っていた、駆虫薬の『サントニン』の生産技術の確立と大量生産を可能にすることで、古来から日本で蔓延していた回虫の感染を激減させるとともに、今日の会社の礎を築きました。同じく創立当時に医療機関で繁用されていた、ドイツ製の催眠鎮静剤『ブロムラール』の国産化にも成功し、『ブロバリン』として永くわが社の主力品の地位を占める製品となりました。
わが社の創立者である市野瀬 潜(いちのせ ひそむ)は、『日本人がのむくすりは日本人の手で』と強く願い、その思いが日本新薬の名前に込められています。創立者の思いは、国産初の『サントニン』や『ブロバリン』などの開発を成功する事で実を結びましたが、それはまさにベンチャー企業創立者の、チャレンジ精神に溢れたものでした。
社員の皆さんは、是非とも創立者や、創立当時の社員の皆さんのチャレンジ精神を忘れず、全員の力で輝かしい創立100周年を迎えましょう。」