プレスリリース・お知らせ

日本新薬山科植物資料館は、このたび「京都市輝く地域企業表彰」の対象に選出され、「地域企業輝き賞」と「地域企業輝き特別賞」を受賞し、門川大作京都市長から表彰されました。

本賞は、2019年4月に制定された「京都市地域企業の持続的発展の推進に関する条例」に基づき、地域とともに発展する地域企業として、安心安全への貢献、文化の継承につながる活動、自然環境の保全など、地域に根差した企業活動に取り組む事業者を表彰するものです。

同資料館では、3,000種を超える植物コレクションをベースに、日常的に見学･研修会や、小学生対象の草木染体験会などを開催し、植物多様性保全の啓蒙活動を行っています。

また、フタバアオイ、キクタニギクなどの京都に因む希少植物や、多くの絶滅危惧種の植栽・増殖による保全活動も実施し、文化の継承や自然環境の保全に注力しています。地域活動では、山科川の定期清掃事業に積極的に参加して、水質汚染改善にも取り組んでいます。

これらの活動が評価され、他社のモデルとなる事業者として「地域企業輝き賞」を受賞、さらに、独自性、社会性、継続性が特に顕著な事業であると認められた結果、「地域企業輝き特別賞」も受賞しました。

日本新薬山科植物資料館は、今後も植物多様性の保全活動を継続し、社会貢献事業やSDGsに向けて注力・貢献していきます。