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NEWS 2011
リゾチーム塩酸塩製剤「レフトーゼ®」に関する承認事項の一部変更申請について
日本新薬および当社の子会社であるシオエ製薬株式会社(本社:兵庫県尼崎市、社長:阪田 徹)は、本日、リゾチーム塩酸塩製剤「レフトーゼ®」について、承認事項である歯槽膿漏症などの効能・効果および用法・用量の一部を削除する一部変更承認申請(一変申請)を行いました。
一変申請を行った「レフトーゼ®」は、錠剤(10mg、(30mg)、(50mg))、顆粒剤10%、およびシオエ製薬が製造・販売するシロップ剤0.5%の計5品目です。
「レフトーゼ®」を含む消炎酵素製剤については、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品再評価部会において、有用性に関する再評価指定についての検討が進められています。当社およびシオエ製薬は、現在の医療環境における使用実態に即して、新たに有効性を検証するための臨床試験計画を検討していますが、本剤の承認事項の一部である「歯槽膿漏症(炎症型)」および「小手術時の術中術後出血(歯科、泌尿器科領域)」については、臨床試験の実施は困難と判断し、当該効能・効果および用法・用量を削除する一変申請を行いました。
本一変申請の承認後は、「レフトーゼ®」を「歯槽膿漏症(炎症型)」および「小手術時の術中術後出血(歯科、泌尿器科領域)」の適応では使用することができなくなります。両社は、医療現場や患者様に混乱を来たすことのないよう、医療関係者の皆様への情報提供に努めてまいります。
※参考資料として、「レフトーゼ®」に関する変更(予定)の内容を添付しています。
【参考資料】
「レフトーゼ® 」に関する変更(予定)の内容(下線部分の削除を申請しました。)
1)レフトーゼ®錠10mg、同錠(30mg)、同錠(50mg)、同顆粒10%
現行 | 変更後(予定) | ||||
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2)レフトーゼ®シロップ0.5%
現行 | 変更後(予定) | ||
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※レフトーゼ®シロップ0.5%の【用法・用量】については、本一変申請による添付文書の表記の変更予定はありません。