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NEWS 2013
「第5回日本新薬こども文学賞」 最優秀賞作品決定
初めてこどもの部から物語部門最優秀賞が選出されました!
日本新薬は、第5回「日本新薬こども文学賞」において、物語と絵画各部門の最優秀賞を含む17点の入賞作品を決定しました。
「日本新薬こども文学賞」は、絵本を通じて、未来を担うこどもたちの“ゆめ”を彩り、健やかな“こころ”の成長を見守りたいとの願いから、日本児童文芸家協会の後援を得て、当社創立90周年にあたる2009年に創設したものです。
第5回目となる今回は、昨年11月から今年2月まで物語と絵画を募集し、全国から物語1,686点、絵画508点、合計2,194点の作品が寄せられました。
第5回日本新薬こども文学賞 絵画部門最優秀賞「ぼくはおうさま」
応募作品は、絵本作家の岡信子氏、京都精華大学学長の坪内成晃氏、小児科医の細谷亮太氏他4名、計7名からなる審査員によって厳正に審査され、物語部門最優秀賞は、当賞で初めてこどもの部から坂井敏法さん(12歳:新潟県在住)の「あめくんデビュー」が、また、絵画部門最優秀賞には、植田知成さん(27歳:千葉県在住)の「ぼくはおうさま」が選ばれました。
絵画部門では、本審査とは別に、当社の社員による投票を実施し、吉信素子さん(48歳、京都府在住)の「ゆめのちから」、前田愛実さん(5歳、北海道在住)の「やさしい おに」の2点を「日本新薬特別賞」として選出しました。入賞者には、10月に開催予定の表彰式で賞金等を贈呈します。
当社では、最優秀賞を受賞した物語をもとに、絵画部門の最優秀賞を受賞した植田知成さんが絵をつけた絵本3万冊を制作し、今年10月の完成を目指します。出来上がった絵本は、全国の小児科医院などの医療機関や公共施設等を通じて、広くこどもたちのもとに届けられる他、当社のホームページでも閲覧できる予定です。
「第5回日本新薬こども文学賞」受賞作品一覧
絵画部門最優秀賞作品の「ぼくはおうさま」は、楽しげで物語を想像させる魅力的な作品です。
この他、最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点、日本新薬特別賞2点が、物語部門では、優秀賞として大人・こども各1点と佳作各3点が選ばれました。入賞作品および作家は以下の通りです。
物語部門 | ||
最優秀賞 | 坂井 敏法 | 『あめくんデビュー 』 |
主人公はデビュ-をひかえた、生まれたてのあめくん。雨を降らせることに意欲満々のあめくんに、思わぬ事態が起こります。空から見下ろして好感を持っていた小さな男の子が、てるてる坊主を作りおばあちゃんのために“いい天気” を願うのです。ところが、この“いい天気”が、全くの逆発想だったことには、意表を衝かれました。お話を巧みに盛り上げる技術にも秀でた、最優秀賞にふさわしい作品です。 |
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〈大人の部〉 | ||
優秀賞 | 山本 志穂 | 『チョッキン屋へようこそ 』 |
佳作 | タン 太衣子 | 『ケーキになった庭 』 |
佳作 | 田中 信彦 | 『恋するソラちゃん 』 |
佳作 | 佐々木 加代子 | 『こんにちは、サメです。 』 |
〈こどもの部〉 | ||
優秀賞 | 桜糀 乃々子 | 『迷子になった影法師 』 |
佳作 | 横谷 友哉 | 『ぼくのふしぎな手 』 |
佳作 | 中山 裕貴 | 『楽しい音楽隊 』 |
佳作 | 星下 笑瑠 | 『おしゃれって楽しい? 』 |
絵画部門 | ||
最優秀賞 | 植田 知成 | 『ぼくはおうさま 』 |
優秀賞 | 滑川 麻衣 | 『たからさがし 』 |
優秀賞 | 伊東 宣哉 | 『宝物をもらった夜 』 |
佳作 | 溝渕 優 | 『おつきさま 』 |
佳作 | 上原 沙也加 | 『地球はまわる 』 |
佳作 | 岸田 あさみ | 『モルモットちゃん 』 |
〈特別賞〉 | ||
日本新薬特別賞 | 吉信 素子 | 『ゆめのちから 』 |
日本新薬特別賞 | 前田 愛実 | 『やさしいおに 』 |
以上