プレスリリース・お知らせ

当社のプレスリリース・お知らせには医療用医薬品や開発品に関する情報が含まれている場合がありますが、
これらは当該品のプロモーション、広告、医療上のアドバイスを目的としたものではありません。

NEWS 2025

2025年05月01日 サステナビリティ
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第17回「日本新薬こども文学賞」 最優秀賞作品決定

「日本新薬こども文学賞」は、絵本を通じて、未来を担うこどもたち一人ひとりが夢や希望を持ち、健やかに成長してほしいとの願いから、日本児童文芸家協会の後援を得て、当社創立90周年にあたる2009年に創設したものです。

17回目となる今回は、昨年11月から今年2月まで物語と絵画を募集し、全国から物語874点、絵画244点の作品が寄せられました。

応募作品は、絵本作家の山本 省三 氏、かさい まり 氏、小児科医の松永 正訓 氏、他4名の計7名からなる審査員によって厳正に審査されました。

物語部門最優秀賞は、田中 すず花さん(7歳:東京都在住)の「エビくんとエビギョウザくん」が、絵画部門最優秀賞には、ひな きくこさん(40歳:新潟県在住)の「無限をつれてゆく」が選ばれした。

絵画部門では、本審査とは別に、当社の社員による投票を実施し、佐藤 美千子さん(35歳:愛知県在住)の「よーいドン!」、久世 千紘さん(12歳:京都府在住)の「もし世界が一匹の猫だったら」の2点を「日本新薬特別賞」として選出しました。またこどもの部の「きらきら賞」には、3点を選出しております。

当社では、最優秀賞を受賞した物語をもとに、絵画部門の最優秀賞を受賞した、ひな きくこさんが絵をつけた絵本約1万5千冊を制作し、今年10月の完成を目指します。
できあがった絵本は、全国の小児科医院などの医療機関や公共施設等を通じて、広くこどもたちのもとに届けられるほか、当社のWEBサイトでも閲覧できる予定です。



絵画部門最優秀賞「無限をつれてゆく」

第17回「日本新薬こども文学賞」受賞作品一覧

物語部門および絵画部門の各入賞作品および作家は、以下の通りです。

【物語部門最優秀賞】田中 すず花『エビくんとエビギョウザくん』
コックさんがギョウザを作っていたら、シュウマイ用のエビがギョウザに飛び込んでしまうところから物語が始まります。その後の展開もとても愉快で、最終的には多様性についても考えさせられる心温まるお話です。

【絵画部門最優秀賞】ひな きくこ『無限をつれてゆく』
大人の心に潜む、子ども心がのぞいた絵は、読者の共感を呼び、素直さを感じます。絵本作りには大切な要素です。バランス感覚もあり、お話の世界、絵本の魅力を大きく引き出してくれる作品です。



受賞作品は、当文学賞WEBサイト(https://kodomo-bungaku.jp/)に掲載しております。
以上