活動報告 2025
絶滅危惧種「酒匂川水系のメダカ」を守る――小田原市へのメダカ1,000匹贈呈
小田原総合製剤工場では、地域の自然環境を守る取り組みとして、絶滅危惧種「酒匂川水系のメダカ」の里親活動を行っています。2024年度から始めたこの活動で繁殖させた約1,000匹のメダカを、このたび小田原市へ贈呈しました。
小田原市からは、メダカの繁殖活動に加え、当社が社内外に向けて積極的に情報発信を行い認知度向上に努めている点や、多くの社員が参加する取り組みであることを高く評価いただきました。
今回の活動は、小田原市の公式Webサイトや地元タウン誌にも掲載されています。当社は今後も、地域とのつながりを大切にしながら、環境保全やウェルビーイングの推進に向けた取り組みを継続してまいります。
「酒匂川水系のメダカ」の里親活動について
小田原市では、20年以上前から「メダカのお父さんお母さん制度」を通じて、絶滅危惧種である「酒匂川水系のメダカ」の保護・繁殖に取り組んでいます。この制度は、生息地や飼育地に万が一の事態が発生した際に備え、リスク分散として地域の企業や個人にメダカの保護飼育をお願いするものです。さらに、環境啓発活動における生きた教材として活用することで、市民の環境保護意識を高め、種の絶滅防止を目指しています。






